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製作・配給
映画「寒川」製作・配給プロジェクト m20 / ア・レックス エンタテインメント / シネマ散歩道
〒880-0933 宮崎県宮崎市大坪町寺山大迫3189-3ケントクレール 1F
TEL 0985-50-5578 FAX 0985-50-5562
||寒川(さぶかわ)
全国的に農山村の過疎化、高齢化が急速に進行していく中で、私たちの生活は、地理的、地質的、環境の面などにおいて歴史上経験したことのない脅威に晒されています。
それは、災害という側面だけでなく農山村の地区の自然破壊、河川の下流域の都市景観の変貌、近海漁業の打撃など、広域的に荒廃が進行してきています。

この映画は、宮崎県西都市「寒川」地区を中心に見据えながらこれらの問題とともに、農山村地区の課題を伝統文化、自然環境そしてそこに住む人々の生活と、住まいという景観映像で捉えてみたいと考えています。
高千穂鉄道の廃止、台風の空前の被害は、誰も居なくなった「寒川」に18年以上前にその根源的な病巣が潜んでいたことに気づかされます。その当時から「寒川」問題は、農山村に住む人々や、都市に生活する人々までもが真摯に考えねばならなかった問題でした。
一見、無駄とか、非効率とか言われる地区が、世紀という単位で考えるとき、決して無駄ではなく、且つ非効率ではないことに気づかされます。

この映画大きな視点は、故郷として人の住んでいた農山村が、一見自然を取り戻しているように感じることへの不信感です。人が生活を営むということは、他の動物たちと、棲みわけるということであり、森と、里山と、里を、それぞれの役割として機能させていくことであります。農山村地区に住む人々の生活が、山村地区の生産基盤が薄れていくとの経済効率だけで保障されなくなることが、どれだけ社会全体にとって大きなマイナスになるのか考えたいと思っています。

日本全体の農山村地区の現代の抱える課題が、この映画「寒川」から見えてくるかもしれません。今日本全体で「限界集落」と呼ばれる65歳以上の人々が半数以上を占め共同生活、共同作業ができない集落は、約8,000(2007年2月19日現在、国土交通省発表)にも上っています。