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ブタがいた教室

「卒業までの1年間でブタを飼育し、最後にはみんなで食べたいと思います」

  • 監督:前田哲
  • 製作:「ブタがいた教室」製作委員会
  • 2007年度作品/上映時間109分/カラー

これは教育?素晴らしい授業!賛否両論を呼んだ実話の映画化
「食育」や「いのちの授業」が叫ばれる前、総合的学習時間もまだなかった1990年。大阪の小学校の新任教師がはじめた実践教育が、日本中に波紋を投じた。それは“ブタを飼って、飼育をした後、自分たちで食べる”というものだった。「Pちゃん」と名付けられたブタは、32人の子どもたちに愛され、家畜ではなくクラスのペットとなっていく。食べるか。食べないか。2年半の飼育の後、子どもたちの卒業を控えて、Pちゃんの処遇を巡った大論争が展開される。しかし、問題はそこで終わらなかった。その後、子どもたちを追ったドキュメンタリーが1993年にテレビ放送されギャラクシー賞奨励賞、動物愛護映画コンクール内閣総理大臣賞を受賞し大きな反響を呼んだ。視聴者からの反応は「残酷だ」、「それは教育ではない」という多数の批判的な声の一方で、教師の情熱と、子どもたちが自ら考えて真剣に事態に向き合う姿に心を打たれ、支持する人たちもいた。その一人が、本作の監督・前田哲。前田監督は10年以上前に見たドキュメンタリーの感動を胸に秘め、動物や草木はもちろん、人間の命についても、改めて考えることが必要とされている今、この新任教師が挑んだ試みを多くの人に伝えたいと映画化に挑んだ。

監督:前田哲
原作:黒田恭史「豚のPちゃんと32人の小学生—命の授業900日」(ミネルヴァ書房刊)
脚本:小林弘利
撮影:葛西誉仁
照明:守利賢一
録音:小野寺修
美術:磯見俊裕
編集:高橋幸一
助監督:橋本光二郎
製作担当:前村祐子、田嶋啓次
音楽:吉岡聖治
製作:佐藤直樹
エグゼクティブプロデューサー:馬場清
プロデューサー:椋樹弘尚、田中正、廣瀬和宏、小川勝広

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